パウダータイプのファンデーションを使う
ニキビがあるときにメイクをしても良いかどうかという点は、結論から言いますとメイクはしないほうが良いということになります。実際に多くの皮膚科はニキビがある患者さんに対して、メイクはやめたほうが良いというアドバイスをするはずです。
理由はファンデーションなどに含まれている脂分が毛穴に詰ることでニキビをより悪化させてしまうことがあるからです。またファンデーションを擦るという動作そのものが肌にとっては良くないという考えもあります。
どうしてもメイクが必要な場合もあると思いますので、メイクを全てやめてしまうのは難しいです。そのような場合は、パウダータイプのファンデーションを使うようにすれば毛穴に詰ったりすることは少なくなります。
ただ炎症があるときは出来る限り控えるようにしましょう。
ニキビ用化粧品の罠
ニキビ用化粧品というのはニキビに悩む人であれば使ったことがあるのではないでしょうか?しかしニキビ用化粧品というのは重度の赤ニキビにはあまり効果がありません。これは炎症の強いニキビの原因が細菌にあるためで、化粧品でいくらスキンケアをしても細菌を殺菌しなければ意味が無いからです。
化粧品には角質の目詰まりを防いだり皮脂分泌を抑制する働きはありますが、殺菌効果はほとんどないので根本的な治療には使えないのです。スキンケアと治療というのは別物であり、それぞれをしっかりとやることが肌の健康維持に繋がるということです。片方だけでは治癒するものも治癒しなくなるということです。
根本的な治療にニキビ用化粧品などでは限界があることを知りましょう。
ニキビ時のメイクについてニキビ関連ページ
- ニキビ治療方法のいろいろ
- 本来、皮脂は肌には必要なもの
- ニキビの色で判定する大人ニキビ
- ニキビの原因はアクネ菌だけじゃない
- ニキビが出来やすい肌
- オイリー肌・乾燥肌とニキビの関連
- チョコとニキビって関係あるの?
- 飲酒、喫煙、冷え性でニキビ悪化
- ストレスと太陽光線がニキビに与える影響
- 皮脂の分泌とホルモンバランス/活性酸素もニキビの原因に!
- 間違ったスキンケアはニキビの原因になります
- ニキビを潰してしまったらどうする?
- 皮膚科で受けるニキビ治療
- ニキビに効果的な「塗るビタミンC」
- イオン導入によるニキビ治療
- ニキビ治療に効果のあるレチノールとレチノイン酸について
- ニキビ跡(痘痕)を治療するために知っておきたいこと
- ニキビの種類を見極めてニキビ跡と色素沈着を防ごう
- ニキビが悪化!皮膚科にいくタイミングと病院の選び方