ニキビを治療したい。皮膚科に行くタイミング

ニキビができたからと言って直ぐに皮膚科に駆け込む人はほとんどいないでしょう。
1つや2つで皮膚科に行っていてはきりが無いと考えるからです。
最初はスキンケアや市販の薬などで治療することを選ぶはずです。

 

しかし酷いニキビになってから皮膚科に行っても、治療に時間が掛かってしまうことがあります。
肌の治癒力そのものが弱った状態であることから、ニキビ跡になりやすいのです。

 

赤くなったニキビが10個を超えたら医者に見せればよいというのも、一つの考え方かもしれません。
しかし同じところにニキビができるようであれば、その毛穴は間違いなく治癒力の弱った毛穴になっています。
気になるなぁということであればニキビの数が少なくても皮膚科に見てもらうようにしましょう。

 

皮膚科で治療後、ニキビになってしまった毛穴はどのように収束して元に戻っていくのでしょうか?
炎症をもとなっていたニキビの場合は、その後悪化するかそのまま炎症が収まって行くパターンに分かれます。
炎症が悪化していくと膿が破裂(角栓が崩壊)して毛穴が開放されますが、炎症が収まっていく場合はそのまま通常の毛穴に戻っていくことになります。

 

いずれにしても広がった毛穴が元のサイズに戻っていくことで再び皮脂の排出機能を獲得して皮膚の上に皮脂膜を形成することになります。

 

ニキビとは毛穴の詰り→毛穴の開放→毛穴の収束というパターンを繰り返し行っていると考えてください。
毛穴の収束が正常に出来ない場合は、同じ場所に繰り返しニキビが出来る原因となります。

ニキビ治療の病院選び方

ニキビを治療するために病院に通いたいと思ってはいるもののどんなクリニックを選べば確実にニキビが治り、ニキビができない肌になるのか判断に困ってしまいませんか?

 

たとえばケミカルピーリングやビタミンCの塗り薬はニキビ治療に効果がありますが症状が軽くなるものの、完治とはいえない。
ニキビ跡が綺麗にならないという声もあります。
では、一体どんな治療をしてくれるクリニックがいいのか?

 

答えは、一人ひとりに最適なオーダーメイドな治療をしてくれるクリニックです。
白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビと症状は違いますし、AさんとBさんでは肌の状態も体質も生活習慣も異なります。
ですから一人ひとりにきめ細かい治療が可能な病院を選ぶ必要があります。

 

そのためにも、一つの治療法だけを挙げているクリニックよりも色々な機材、治療法を充実させている病院を選ぶのが良いでしょう。

ニキビ治療の市販薬に要注意

ドラッグストアなどに売られているニキビ治療薬は一般用医薬品で医師の処方箋を必要としないものです。
手軽に購入できて便利ですが、中には炎症やかぶれを引き起こしてしまうことがあります。

 

市販で売られているニキビ外用薬に含まれる成分が皮膚を感想させてしまうとして、欧米ではニキビ治療薬として認められていないものが販売されていたりするんです。
またコメドが形成されてしまうとアクネ桿菌が増殖するため炎症を抑える炎症作用に効果のある抗炎症剤を使用しますが市販薬ではなかなか効果が期待できません。

 

ニキビ治療では、本人の肌の状態とニキビの進行具合によって使用する薬を使い分けなくてはいけません。
こうした治療は専門のクリニックでなければ難しいです。
病院に行くのは面倒かもしれませんが、自分に合った治療法を知るためにも一度カウンセリングを受けてみるのをオススメします。


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