ホルモンバランスの崩れによる大人ニキビは女性に多い
皮脂の分泌量というのはホルモンのバランスによって大きく左右されると言われています。ホルモンには男性ホルモンと女性ホルモンがあり、それぞれが男性、女性のらしい体を作る上で必要になります。
また、男女問わず両方のホルモンを体内で生成しています。単純に男性は男性ホルモンが多く、女性はその逆です。男性ホルモンが多いと皮脂の分泌量が増加することになりますが、女性の場合はストレスなどにより簡単に男性的に傾くといわれています。そして生理周期の終わりごろには黄体ホルモンが優位になるので、男性と同じように皮脂の分泌が増加するのです。
生理のリズムが狂ってしまうとそれだけホルモンバランスが崩れますので肌にとっては悪影響がでてしまうと言うことになります。
また、活性酸素もニキビの原因になるので要注意です。活性酸素というのは体内で発生する不安定な酸素分子のことで、細胞を攻撃することが分かっています。この活性酸素が増えると体の細胞が錆びていくという現象が発生しますが、これは肌細胞についても同じことが言えます。
活性酸素が増えるとコラーゲンなどと同化して、コラーゲンそのものを本来の働きが出来ないようにしてしまいますので、シワなどの原因になるのです。
ニキビが発生しているとき毛穴の中では白血球がこの活性酸素を発生させて菌を殺そうとするのです。活性酸素とは全てが毒というわけではなく体には少なからず必要なものです。しかし多量に発生してしまうと細菌だけではなく正常な細胞まで攻撃してしまうことから炎症を抑えるはずが悪化してしまうことになるのです。
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