皮膚科とニキビエステの違い

皮膚科で受けるニキビ治療というのは、エステサロンなどで行うケアとは全く違い完全な治療行為になります。皮膚科に駆け込んでくる状態の患者さんの場合、大半が酷い炎症を起こしていることがあります。

 

このような患者さんにはいくつかの治療を施しますが、まずは炎症を鎮静するために「抗炎症剤」とニキビ菌を殺すための「抗生物質」が処方されます。

 

塗り薬と内服薬の二種類になりますが、これは患部の状態によって処方を分けていると考えましょう。また、皮脂分泌抑制剤や漢方薬などを組み合わせて処方することもあります。

 

内服薬は非常に効果があると言われていますが、服用が長期間にわたることで皮膚に必要な細菌までも殺してしまうため長期間の服用にはオススメできません。

 

 

繰り返すニキビであるニキビ用毛穴というのは非常に厄介な存在といえるでしょう。
ちょっとしたことで炎症を起こして大きなニキビになってしまうからです。

 

 

ニキビというのは火山に例えると非常にその過程がわかりやすいのです。例えば、赤く炎症しているニキビは活火山、赤みがなくなって炎症が引いている状態を死火山、見た目はそれほどでもないが赤くなっている状態を休火山に例えられます。

 

この中で休火山だけはニキビ用毛穴の可能性が非常に高いと考えられます。なぜなら表面的には綺麗に見えていてもちょっとした刺激で活火山になってしまい炎症を起こしてしまうかもしれないからです。

 

ストレスや生活リズムの乱れによって休火山のニキビは、一瞬にして活火山になると考えてよいでしょう。



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