ニキビの色の変移

ニキビはその状態が変化することで症状の度合いも変わっていきます。ニキビが出来て間もないところから大きな赤いニキビになっていくように、ニキビには段階があり白→黒→赤→黄の順で進行するといわれています。

 

出来た手のニキビは白ニキビといわれており、毛穴が閉じた状態で皮脂が詰っているような状態のことです。皮脂が詰っているだけなので常在菌やアクネ菌などによる炎症を起こしていないため白く見えるのです。

 

肉眼ではなかなか白くは見えないのですが、肌色の状態でポツポツと盛り上がっている毛穴があればそれは白ニキビの可能性があります。その後、溜まりきった皮脂が毛穴から飛び出して、酸化したものを黒ニキビといいます。黒ニキビから赤ニキビになることは少ないようですが、黒ニキビは毛穴が開いてしまう原因にもなりますので注意が必要です。

アクネ菌とは

アクネ菌とは人間の肌に存在する常在菌の一種で、普段は肌を弱酸性に保つ働きをしておりバリア機能を司っています。しかし、このアクネ菌は皮脂を大好物としておりさらに空気が大嫌いな性質をもっています。

 

ですから、毛穴に溜まった皮脂というのはアクネ菌にとって、空気が届かない大好物が沢山ある場所として格好の住処となってしまうのです。

 

そして空気の届かない毛穴の中で皮脂を食料として大繁殖をし毒を撒き散らすのです。普段は肌のバリア機能を維持してくれる菌として重宝するのですが、このような負の性質も持っているのです。

 

むしろアクネ菌=ニキビのようなイメージがあり、肌のバリア機能を維持していることはあまり知られていないでしょう。

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